ソフト闇金と消費者金融との決定的な違いとは
消費者金融は年金生活者には、あまり融資してくれません。
年金は継続・安定的に支給されますが、給与と比べて金額が低く抑えられています。
現役時代の生活を維持するためには、年金だけでは不十分なのが現状です。
多くの人は節約に抵抗を覚えるため、突然節約は難しいとされています。
そのため年金生活者が消費者金融から借りてしまうと、返済が難しくなるケースも少なくありません。
毎月の返済金は年金からマイナスされるので、その分だけ生活が厳しくなる現実があります。
こうした事情を把握しているため、消費者金融は年金生活者には安易にお金を貸さないのです。
それに対してソフト闇金の多くは、年金生活者を融資対象にしています。
ソフト闇金の金利は消費者金融より高いので、同じ条件を掲げていては消費者金融の方に人が流れてしまうからです。
そのため年金生活者を対象にするなど、有利な条件を打ち出しているのです。
■年金生活者が借りるうえで大事なこと
基本的には借金をしないことが理想ですが、借金を避けられない場面に出くわすこともありえます。
そのようなときもソフト闇金であれば、融資してくれる場合があります。
年金受給者に対応しているソフト闇金は、ホームページにその旨を記載しているはずです。
利用においては金欠分の借り入れだけに留めておきましょう。
ソフト闇金は緊急時に利用するためのもので、高額融資を受けるローンではありません。
返済回数は2回以上に設定せずに、1回にすることがおすすめです。
次の年金受給時に元金と利息をまとめて支払いできるように調整しましょう。
利息だけ支払い続ける返済の仕方だと、半永久的に年金からお金が引かれていきます。
大切なのは利息を支払うことではなく、元金を減らしていくことです。
■なぜ年金生活者はソフト闇金から借りるのか
最大の理由は使える生活費が激減してしまうからです。
たとえば年収400万円の人が年金生活になると、年金支給額は年間200万円未満になります。
収入が一気に半減するわけですから、いままでどおりの生活はできません。
十分な貯蓄があれば生活レベルを維持できますが、終身雇用制度が崩壊している現在では、思うように貯金できない家庭も多いはずです。
人は長年続けてきた生活に慣れてしまうと、それが普通だと認識してしまいます。
そのような人の中には、生活費の不足をソフト闇金からの借り入れで満たそうとする人も少なくありません。
しかし、借入金は借金であり、自分の資産ではありません。
完済できる返済計画を立てたうえで、無理のない借り入れを意識しましょう。