ソフト闇金の利用者の実態
ソフト闇金から借りた人の多くは、返済期日までに入金しています。
延滞すると、サラ金より取り立てが厳しいことを知っているからです。
しかし返済したいと思っていても、延滞してしまう人は一定数存在します。
ソフト闇金の利用者の特徴として、すでに債務超過の状態にある点があります。
他社から借りられる人がわざわざソフト闇金を探し、申し込むことはないでしょう。
■ソフト闇金にお金を払えないと取り立てを受ける
闇金は暴力団が運営しているのが通常で、非常に厳しい取り立てが日常的に行われていました。
債務者の自宅に行って大声で叫んだり、嫌がらせをしたり、職場に借金のことをバラしたりしていたのです。
しかし、闇金に対する警察の取り締まりが厳しくなったことで、闇金に代わってソフト闇金が登場しました。
ソフト闇金は対応が優しいのが特徴です。
はじめて利用した人は、銀行と対応が変わらないと答えているほどです。
こちらの話に耳を傾けてくれますし、返済の相談にも乗ってくれます。
ただし、優しい対応はいつまでも続かないと考えてください。
一度や二度の延滞は大目に見てくれるかもしれませんが、立て続けに遅れると対応が急変する場合があります。
そうなれば、携帯電話に取り立ての連絡が入るようになりますし、無視すると親族や友達に連絡が行くケースも出てくるでしょう。
■元金を払えない状態は大きな問題ではない?
ソフト闇金の本音として、元金を一括返済されるのは好みません。
完済されて貸付残高がゼロになると、利息を請求できなくなるからです。
ソフト闇金は数万円を貸し付けて、なるべく長期間にわたって利息を回収したいと考えています。
そのため元金を払えない状態でも、利息さえしっかり払っていれば問題はなく、むしろ優良客だと判断されます。
注意したいのは元金に加えて、利息も払えない状態になることです。
そうなればソフト闇金側は損失を被ることになるため、厳しい対応を取るようになります。
■払えない場合に発生するであろう問題
ソフト闇金から借り入れをしている事実は、周囲に話していない人がほとんどでしょう。
秘密裡で融資を受けている人が大部分ですが、もし借金を払えないと借金の事実を暴露される可能性があります。
よくあるのは家族や友人、職場に連絡するという手法です。
また深夜・早朝に関係なく、携帯や固定電話に取り立てがくるようになります。
払えない場合はソフト闇金に対して正直に事情を話すべきですが、一番大切なのは払えないほど借りないことです。