ソフト闇金はかつて闇金やサラ金といわれ高い利息をつけて返済の催促をするため、よほどのことでない限りお金を借りることはできませんでした。しかし2010年6月18日から貸金業法が施行されて以来、利息の上限は20%に定められ貸すお金も申込者の年収の3分の1以下と決められたことで、貸金業法に則って業務を行うソフト闇金からは安心してお金をk利入れることができるようになりました。
ただ、借入金額が少ないほど利息は高くついてくるので、複数の金融機関から少額ずつの借り入れをしていると結局は利息をたくさん支払うことになるので、借りるときは利息ができるだけ高くつかない方法で申し込むことが大切です。
貸金業法の改正で、かつてのように夜中に複数人の男性が自宅に押し掛けて取り立てをするようなことはなくなりました。どうしても返済ができない借入者に対してまったく取り立てができないというわけではなく、朝の8時から夜の9時までの間に電話などで連絡をすることはできます。またかつては借り入れの際に、万一支払いができなくなった場合のために団体信用生命保険への加入をさせていましたが、法の改正後はその加入を禁止しています。
このようなことから近年はソフト闇金を利用してお金を借り入れる人が多くなりましたが、借りたお金は返すのが当然のことで、返せないと判断した人には初めから貸せないようにする審査も厳しくなっています。遅延なく毎月返済を終えれば信用されて、再度借りたいときも審査に通りやすくなります。
ただソフト闇金でお金を借り入れをしても、返さなくていい場合もゼロではないのです。それは、借り入れをしている本人が亡くなった場合です。ただ相続人がいて亡くなった本人の相続をする場合は代わりに返済をする義務が発生しますが、相続を放棄した場合は返さなくていいことになります。
それに時効というものがあり、最終返済日から5年経過しても返済しなければ法的に支払い義務が消滅するのです。その場合は、ソフト闇金に対して時効として扱うように通知をする必要があります。裁判で争わなければいけない事態も出てくる可能性があり、その手続きは簡単なものではありません。それに最後の返済日から5年経過する間に一度でも督促を無視できずに帰してしまえば、そこからまた5年ということになります。
そしてもう一つ、弁護士を通じて自己破産をすれば返さなくていいことになりますが、持ち家や車など財産になるものはすべてなくしてしまうことになるので、それも容易なことではありません。