もっとも着目するべきは金利
ソフト闇金にとって、利息制限法や出資法は意味をなしません。
上限金利などはなく、運営者の裁量で金利を決めているのです。
ソフト闇金の多くは、仕事をしている人なら融資してくれます。
審査のハードルは消費者金融より低いので、金利には思いきりこだわりましょう。
月に2割と7日間で1割では、前者のほうが金利は低いです。
通常の貸金業者だと、年率表記で月1返済を基本にしていますが、ソフト闇金はそうではありません。
7日や10日、1ヶ月というように、期間ごとの金利設定にしています。
月に1割くらいの金利に抑えられているのなら、ソフト闇金としては低金利と言えるでしょう。
■一般的な融資限度額はどのくらい?
一般的なソフト闇金の融資限度額は、30万円以内が一般的です。
ソフト闇金の目的は少額を貸し付け、長期をかけて返済してもらうことです。
利用者側としても30万円を借りられるのは、借りすぎと考えてください。
利息は主に金利と借入額の2点で決まるため、ソフト闇金からの借り入れは数万円に抑えるのが基本です。
数万円しか借りないのであれば、融資限度額を比較する必要性はありません。
ほとんどのソフト闇金は、10万円の融資には対応しています。
■手数料の相場は3,000円
ソフト闇金の比較では、金利に加えて手数料も見ておきましょう。
手数料は1回の利用につき発生し、相場は3,000円です。
翌日に返済しても発生するので、借り方によっては金利よりも利息に影響するでしょう。
手数料は各社によって大差はありませんが、中には5,000円程度を設定しているところもあります。
手数料のないソフト闇金の場合は、金利が高めになっていることが多いので、すべてを考慮して総支払額を計算してください。
■意外と大切なのが返済周期の比較
消費者金融から借りる状況では、返済周期などを考えたことのない人が多いかもしれません。
月一の約定返済が基本であり、返済周期が長いタイプでも35日ごとになっています。
これに対してソフト闇金の返済周期は幅があり、おおよそ7日~2ヶ月くらいです。
一般的に返済周期が短いものは、日数あたりの金利が高くなります。
こうした融資は、短期スパンで元金と利息の支払いが必要になります。
ソフト闇金の場合は、元金の支払いができなくても、利息さえ支払っていれば問題なしとするところが多いでしょう。
実際にソフト闇金を利用する場合は、返済期日より早く返済しても問題ないかを確認しておきましょう。
一部のソフト闇金には、返済期日前の入金を認めていない業者があります。