低金利の相場は金融機関によって違う
銀行とソフト闇金では、同じ低金利でも定義が異なります。
銀行キャッシングだと、年率15%程度では低金利とは言いません。
消費者金融であれば、15%だと低金利の部類です。
そしてソフト闇金に関しては、月に10%くらいだと低金利になります。
月利10%の場合だと、年率で120%になります。
正規の金融機関よりもはるかに高金利ですが、ソフト闇金の中では良心的なレベルです。
ソフト闇金の金利は10日で10%という利率も多く、10万円借りると10日後には11万円になってしまいます。
低金利で借りるためには、金利が発生する期間を確かめておく必要があるでしょう。
2ヶ月で20%などと聞くと良心的に思えるかもしれませんが、年率では120%になるのです。
■低金利という明確な定義はない
貸金業登録をしている金融機関の場合は、法律の許容範囲での貸付になります。
グレーゾーンでの貸付ができない現在では、年率で20%超はありえません。
一方で、ソフト闇金は法律の制限を受けないため、そもそも金利に基準がありません。
それゆえソフト闇金によって解釈は異なり、10日で10%を低金利で売り出しているところがあります。
ソフト闇金側が発する低金利という言葉にはあまり意味はありません。
利用者自身が複数のソフト闇金を比較し、低金利の店舗を選ぶことが大切です。
■金利を引き下げてくれるケースはある?
何度も利用して優良客となれば、金利を引き下げてくれる可能性はあります。
ソフト闇金は開業において、国や都道府県知事などの認可が必要がありません。
そのため金利を何%に設定するかは、運営側の裁量で自由に決められています。
そもそもソフト闇金を営業しているのは貸金業者ではありません。
貸金業とはまったく無縁の一般人が運営しているケースが多々あります。
交渉次第で引き下げてもらえる場合は少なくないでしょう。
■ソフト闇金によって金利にどのくらいの幅があるのか?
月に10%はソフト闇金にしてはかなりの低金利です。
一方で高金利のソフト闇金だと、7日で20%というところもあります。
後者は28日間で80%になるので、月に10%のソフト闇金と比べて8倍超の金利です。
10万円を7日後に返済したときの総支払額は、12万円になるわけです。
正規の金融機関の場合は、これほどの金利の開きが生じることはありません。
ソフト闇金の利用者はすぐに借りないと困るという状況に置かれている人が多いですが、金利比較をしないで借りると損をするので注意しましょう。
ソフト闇金における低金利で借りるには
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