ソフト闇金における大口融資とは
キャッシングにおける大口融資とは、500万円などの高額融資を指します。
一般的に数十万円の貸付では、大口融資とは呼びません。
ソフト闇金の貸付は10万~30万円程度なので、大口融資には該当しないでしょう。
取り立てが厳しい闇金時代であれば、数百万円を貸し出す大口融資が存在しましたが、現在は融資対象者を増やしてリスク分散を図るという手法が取られています。
街金だと50万円が融資上限の相場となっており、ソフト闇金の場合はそれよりも低い場合が多いです。
逆にいえば、融資上限が低いからこそ、借りすぎを回避できるともいえます。
■なぜ大口融資に対応していないのか
事業規模が貸付上限に大きな影響を与えています。
資金力のある大手メガバンクだと大口融資が可能ですが、ソフト闇金の運営側はそれほどの資金力はありません。
中にはサラリーマンが副業として、ソフト闇金を運営しているケースもあるのです。
自己資金50万円で開業するという事例もあり、当然ながら大口融資には対応できません。
そもそもソフト闇金は金利が高く、一人に対して高額融資をする商品ではありません。
大勢に数万円を貸し出して、利息を継続的に受け取るのがソフト闇金の営業スタイルです。
■高額を借りるのがいけない理由
たとえ大口融資に対応しているソフト闇金があっても、高額融資は受けないようにしましょう。
ソフト闇金の金利は最低クラスであっても、月利で1割くらいになります。
ひと月借りるだけで、元金に1割上乗せして返済する必要があるのです。
元金が大きくなればなるほど、利息の1割も比例するように膨れ上がります。
10万円の1割だと1万円ですが、50万円だと5万円になります。
ソフト闇金を利用する際は、緊急の出費に対応できないときのみにしましょう。
無理な借り入れをして、利息に追われるようでは本末転倒です。
■ソフト闇金で一本化する場合の注意点
ソフト闇金の金利が高いので、それより低金利のソフト闇金から借りて一本化したいという人はいます。
ソフト闇金で一本化する場合の注意点は、30万円を超える金額を借りている状況だと難しいことです。
たとえば、2社のソフト闇金からそれぞれ30万円を借りている場合、一本化するには60万円の借り入れをしなくてはいけません。
しかし60万円はソフト闇金からすれば高額融資の部類です。
もし一本化ができなければ、借入先が増えてしまうだけです。
一本化をするときは、確実に一本化できるかが焦点になるでしょう。
ソフト闇金で大口融資を受けたいと考えている人へ
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